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脳神経内科

当科の主な対象疾患と診療内容

■脳神経内科領域

【対応する主な疾患】
重症筋無力症、多発性筋炎、多発性硬化症、急性散在性脳脊髄炎、ギラン・バレー症候群、膠原病に伴う神経障害など(神経免疫疾患・膠原病)日本神経免疫学会認定・神経免疫診療認定医の竹之下が担当させていただきます。

パーキンソン病、多系統萎縮症、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症
脊髄小脳変性症、運動ニューロン病(筋萎縮性側索硬化症:ALSなど)などの変性疾患は木曜午後の橋本先生外来で診察しております。人口の急速な高齢化に伴いパーキンソン病の患者さんの数は劇的に増加しており、利根医療圏の少ない神経内科専門医のみですべて対応するのは困難になってきております。発症早期はハネムーンピリオドと呼ばれる内服薬治療で非常に安定している時期となりますので診断後ある程度の内服薬調整が終わった後はかかりつけの医師に逆紹介する方針としています。

認知症(アルツハイマー病、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症など)に関しては水曜午後の慕先生の外来で行っております。基本的には診断がメインの診療となり、認知症に伴う問題行動(周辺症状、BPSD)などは他院精神科にお任せすることになります。

【脳神経内科領域の検査】

3T超電導MRI(海馬の萎縮を統計学的に数値化するVSRADを含む)、320列マルチスライスCT、SPECT(パーキンソン病鑑別のためのMIBG心筋シンチ、ドーパミントランスポーター(DAT)scan、認知症鑑別のための脳血流シンチ)
脳波計、神経伝導速度検査、筋電図計、頸動脈超音波、心臓超音波、24時間心電図(ホルター心電図)、各種高次脳機能検査バッテリー(認知機能・記憶・注意力などをテスト形式・質問形式で測定する:神経心理学的検査)。腰椎穿刺による髄液検査。

脳卒中(脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血、くも膜下出血など)は(当院では)脳神経外科が担当しております。現在、脳梗塞急性期の血管内治療(心筋梗塞の時と同じように血管内にカテーテルを通していき閉塞している部分を再開通させる)が飛躍的な進歩を遂げています。脳梗塞が疑われている場合は一般外来に紹介では治療できる期間を逸してしまう可能性があります。救急外来やホットラインの対応となります。

頭部画像検査(頭部MRI、頭部CT)を行い中枢性の疾患を除外しておきたい(それほど疑っていない場合や疑っていないが患者さんの強い撮影希望がある、時間的に緊急性がない時など)場合は画像検査機器の共同利用制度がありますので地域連携に直接ご依頼いただければと思います。その方が利便性が高いと思われます。(放射線科の読影レポートも返書に同封されます)

一時性頭痛(緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛など)やてんかんの継続的な診療は当院では通常行っておりません。
臨床免疫センターのページも参照いただけると幸いです。

●外来診療スケジュールはコチラ

スタッフ紹介

氏名 竹之下 拓竹之下 拓(たけのした ひらく)
役職 脳神経内科部長/臨床免疫センター長
専門 脳神経内科、リウマチ・膠原病内科
資格 日本内科学会認定内科医・指導医
日本神経学会認定 神経内科専門医・指導医
日本脳卒中学会認定 脳卒中専門医
日本神経免疫学会認定 神経免疫診療認定医
日本リウマチ財団リウマチ登録医
日本臨床免疫学会認定 免疫療法認定医
日本医師会認定産業医
身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)
出身校 群馬大学
氏名 橋本 祐二 (はしもと ゆうじ)
専門 脳神経内科(非常勤医師)
氏名 慕 健 (ぼ たけし)
専門 脳神経内科(非常勤医師)