目標理念
利根医療圏唯一の経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設の認定を受け、地域完結を目指した心臓血管治療を心掛けております。最新の低侵襲治療も積極的に導入し、最良の治療方法とクオリティを患者様にご提供致します。
低侵襲治療一覧
TAVI:2022年9月より当院でもTAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)を開始しております。高齢のため大動脈弁手術が困難であった患者様にもカテーテルでの治療が可能です。80代、90代の患者様でも1週間の入院治療後、歩いて退院されます。
MICS:低侵襲心臓外科手術(MICS:minimally invasive cardiac surgery)を積極的に行っております。従来の心臓手術は胸骨を切開し心臓へ到達する方法で行われていましたが、肋骨の間の小さな傷で手術を行う方法です。術後の早期回復、早期社会復帰を可能にします。
STENT GRAFT:胸部、腹部いずれの大動脈瘤に対しても積極的にステントグラフトというカテーテル治療を行っております。従来は鼠径部を切開し、そこからカテーテルを挿入しておりましたが、近年は皮膚を直接穿刺し、治療を行っております。術後の傷はさらに小さくなり、ほとんど目立ちません。
スタッフ紹介
氏名 | 清水 将継(しみず まさつぐ) |
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役職 | 心臓血管外科部長 |
資格 | 日本外科学会専門医 胸部ステントグラフト実施医・指導医 腹部ステントグラフト内挿術実施医・指導医 3学会構成心臓血管外科専門医 |
出身校 | 東京医科大学 |
氏名 | 宮田 貴司 (みやた あつし) |
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資格 | 日本専門医機構認定外科専門医 腹部ステントグラフト実施医 ICLS・BLSコースディレクター JATECコース修了 下肢静脈瘤に対する血管内治療実施医 |
出身校 | 山梨大学 |
氏名 | 高野 弘志(たかの ひろし) |
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役職 | 統括ハートセンター長 |
資格 | 心臓血管外科専門医 心臓血管外科専門医認定機構認定修練指導者 外科専門医 循環器専門医 脈管専門医 日本胸部外科学会指導医 日本外科学会指導医 植込型補助人工心臓認定実施医 |
出身校 | 大阪大学 |
診療実績
2019年 | 2020年 | 2021年 | |
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CABG(単独) | 14(1) | 25(9) | 10(2) |
大動脈弁(単弁) | 10(0) | 8(1) | 6(1) |
僧帽弁(+三尖弁) | 12(0) | 8(1) | 11(2) |
胸部大動脈 | 18(10) | 20(13) | 25(20) |
複合手術 | 20(2) | 21(7) | 21(5) |
その他開心術 | 13(10) | 7(6) | 10(9) |
TEVAR | 29(8) | 37(15) | 21(5) |
EVAR | 43(3) | 35(2) | 38(5) |
腹部大動脈 | 8(4) | 7(0) | 4(1) |
F-P、その他バイパス | 15(3) | 9(0) | 1(0) |
シャント造設、PTA | 66(23) | 36(10) | 12(4) |
下肢静脈 | 48(0) | 40(0) | 31(0) |
その他 | 43(28) | 43(35) | 40(29) |
合計 | 339(92) | 296(99) | 230(83) |
各手術症例の( )内は緊急手術の数値
循環器内科との協力体制
循環器内科と毎週合同カンファレンスを行って、患者さんにとって最良の医療を提供すべく日々お互いに切磋琢磨しております。