治験と臨床研究(オプトアウト)
★治験とは
新しい「くすり」が世の中で使われるためには、試験で得られたデータをまとめて厚生労働省に申請し、厳密な審査を受ける必要があります。この新しい「くすりの候補」を実際に患者さんに使っていただき、対象となる病気に対してどのくらいの効果があるのか、また安全性は大丈夫かなどを調べる試験を「治験」といいます。
治験は「医薬品の臨床試験の実施に関する省令(GCP)」を遵守して実施されます。
また、患者さんが安心して治験に参加できるよう治験コーディネーター(CRC)がサポートいたします。
★募集中の治験
現在、募集なし
★お問い合わせ窓口
新久喜総合病院 治験管理センター
連絡先 0480-26-0033(内線:3201)
★臨床研究(オプトアウト)
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で十分な説明を行い、同意を得て行われます。
臨床研究のうち観察研究のように、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いる研究等については、国が定めた倫理指針に基づき「対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得る必要はない」とされています。しかし、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法をオプトアウトといいます。
研究への協力に希望されない方は、各研究の担当者までお知らせください。その際、研究へ不参加をお申し出いただいても患者さんに不利益が生じることは一切ありません。
★当院で実施している臨床研究(オプトアウト)
病理診断を支援する標本を活用したArtificial Intelligence(AI)の診断補助システム開発と評価に関する研究