リハビリテーション科

診療内容

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医師、看護師、社会福祉士等で連携をとりながら、ICU・急性期病棟・回復期病棟・外来を通して回復できるよう365日取り組んでいます。

チーム体制

理学療法士85名 作業療法士35名 言語聴覚士12名
3階チーム(脳神経外科・循環器内科・心臓血管外科など)、4階チーム(整形外科・形成外科・外科など)、5階チーム(回復期病棟)、外来チーム、STチーム、訪問リハチームで運営しています。

リハビリテーション科

施設基準

脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)
運動器リハビリテーション(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
心大血管リハビリテーション(Ⅰ)
がんリハビリテーション

各チームのリハビリテーションの取り組み

1)急性期チーム

・脳血管疾患のリハビリテーション

発症・術後すぐにICU・HCUから脳卒中ガイドラインに基づいたリハビリテーションを開始します。急性期ならではの病態把握と解剖生理、頭部CT・MRIについても丁寧に読み解いて治療します。
装具療法(長下肢装具やゲイトソリューション)や物理療法(IVES・超音波・低周波)も使用しています。早期より可能なADL(トイレ・食事・整容・排泄)の練習・促通を実施します。特定の手技・概念に拘ることなく、柔軟に最適な方法を選択していきます。

・運動器疾患のリハビリテーション

四肢・脊椎骨折、変形性関節疾患等の患者様を対象に、受傷・手術後早期より介入し良好な身体機能の回復を図りつつ自宅・社会・スポーツ復帰を支援します。
また人工骨頭置換術後の脱臼防止、脊椎圧迫骨折後のコルセット着用上の注意点、退院後も継続して行える自主トレーニング方法等を分かりやすく指導します。
ハンドセラピィ(腱断裂、切断、骨折)では医師と連携してスプリント作成等行います。

・がんのリハビリテーション

がんのリハビリテーション研修を終了したチームを中心に医師、看護師、栄養師など多職種と連携して包括的にリハビリを行っています。
それぞれの時期に応じてリハビリ内容を検討し、その人らしい生き方を支援できるように患者様の声に耳を傾け、体力向上と共に生活の質が高められる関わりをしていきます。

・内部障害のリハビリテーション

循環器疾患・呼吸領域において、心臓リハビリテーション指導士・呼吸認定療法士が中心となり、ガイドラインに基づいたリハビリテーションを入院早期より実施しています。また、外科領域においても術前指導・術後翌日からのリハビリ介入を開始し、早期自宅復帰、社会復帰を目標にリハビリを進めています。さらに、入院後でのフォローを含め外来リハビリも充実しており、心肺運動負荷試験を基に有酸素運動やレジスタンストレーニングなど退院後の体力向上や再発予防にも努めています。

2)回復期チーム

当院は早期での在宅復帰を目指しており、各専門職種と連携を図った回復期リハビリテーションの提供を目指しています。患者様に合わせた最大3時間のリハビリテーションを行い、在宅でも生活できるよう体力の向上を図っています。また、退院前には必要に応じてスタッフがご自宅を訪問し、家屋環境を評価して、環境設定のお手伝いも行います。

3)訪問リハビリチーム

介護保険を利用し、利用者様が住み慣れたご自宅でリハビリを実施します。利用者様の能力を最大限に引き上げ、その人らしい自立した日常生活が行えるように、リハビリを行います。また、利用者様の興味・関心を聴取し、活動・参加に目を向け、1人1人に合った個別リハビリを実施します。

4)STチーム

急性期部門と回復期部門に分かれ、発症初期から回復期に渡りリハビリを行います。主に失語症、高次脳機能障害、構音障害、嚥下障害に対し各種高次脳機能検査、嚥下造影検査(VF)等を行い、一人ひとりに合ったプログラムを実施しコミュニケーション能力、嚥下能力の改善を目指します。

教育の取り組み

プリセプター制度を導入しています。各チームでは教育パスに基づいて教育し、プリセプターと一緒に毎月チェックしていきます。教育パスとは離床・運動負荷を進める際のリスク管理・基準等を明文化したもので、学ぶ項目が一目で分かります。
脳血管、循環器、呼吸器、整形、外科、がん、ST、回復期等で実施しています。
また、他部署のスタッフや特別講師を招き講習会も実施しています。

学会発表の取り組み

学会発表経験者が多くいますので、若手に指導しています。
学会発表後は学会報告をして、経験・トピックスを伝えています。

2018年度実績               ※6月1日現在

学会名 演題名
OT> 第52回日本作業療法学会 家族に対して目標共有して不安の軽減につ繋がった事例
~MTDLPを用いた介入~
当院回復期リハビリ病棟における脳卒中患者の排泄動作自立度と在院日数の関連性
趣味活動の再獲得により社会的交流交流が拡大した症例
-急性期から外来での介入-
第31回創外固定学会・骨延長学会 高エネルギー外傷に対する創外固定治療
回復期リハビリテーション病棟協会第33回研究大会 当院実績指数の実態調査
第37回日本認知症学会 当院におけるDBDとDBD13の検討
DBDスケールと認知機能の関連の検討
日本リハビリテーション医学会第55回学術集会 転倒が及ぼす在宅復帰への壁
2018 九州理学療法士・作業療法士合同学会 視床出血により重度感覚障害を呈した事例に対する末梢神経電気刺激療法と課題指向型訓練の試み
PT 第16回日本神経理学療法学会学術大会 視床出血の予後予測
-類似症例で予後が異なった要因の検討-
回復期リハビリテーション病棟協会第33回研究大会 回復期リハビリテーション病院における退院前家屋調査の効果
~FIM運動項目を用いた検討~
第12回日本訪問リハビリテーション協会学術大会 当院訪問リハビリテーション事業所における医療介護連携
第31回創外固定学会・骨延長学会 リハビリセラピストにおける創外固定術に対しての意識と知識
ST 第4回日本ディサースリア学術集会 フレイル・サルコペニアに伴う嚥下障害に対する嚥下運動機能検査(AMFD)を軸とした摂食嚥下評価モデルの使用の試み
第19回日本言語聴覚学会 企業への復職に至った失語症例
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資格取得の取り組み

資格取得者が、取得に向けた勉強方法・申請方法を指導します。
認定理学療法士(循環)、認定理学療法士(脳卒中)、認定理学療法士(運動器)、心臓リハビリテーション指導士、
3学会合同呼吸療法認定士、がんリハビリテーション研修修了者、ボバース基礎講習会(3週間コース)
PNF上級C修了、ACLS(2次救命処置 アメリカ心臓協会認定)、 BLS(1次救命処置アメリカ心臓協会認定)
生活行為向上マネジメント研修修了、介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター、認知運動療法ベーシックコース、FIM講習会終了

勉強会の取り組み

運動器のエコー検査(実技)、脳画像、股・膝人工関節、学会抄録の作成方法、人工呼吸器、PNF、生活行為向上マネジメント、物理療法など臨床に役立つ内容を実施しています。

★リハビリテーション科病院見学会開催のお知らせ★
職場見学会2019-1
職場見学会2019-2
職場見学会2019-3

 

訪問リハビリテーションのお知らせ