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急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する国際的疫学調査(LUNG-SAFE study)

肺炎や外傷から急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を来した場合、多くは集中治療室(ICU)で治療が行われますが、未だ治療困難な病態です。最近、そのARDSの定義が新しくなりBerlin definitionが採用されることになりました。
そこでICUに入室となった、このBerlin definitionに基づいて診断されたARDS患者の国際的な疫学調査をヨーロッパ集中治療医学会(ESICM)が行うこととなり、当院のICUも参加することを決めました。
この調査は疫学的調査であり、ARDSでICUに入室となった患者の発生頻度、原因、治療法、罹病期間や重症度、死亡率等について調べるものであり、この調査のために検査や治療を新たに行うことはありません。またデータは匿名化して登録します。
この研究によって解明された成果が社会へ還元されることにより、当該研究に協力した患者もその社会の一員として、この研究によって得られた最善の予防、診断及び治療を受けることができると考えており、皆様の参加をよろしくお願いします。
この研究についての質問がある際は当科へ連絡いただければ回答いたします。また残念ながら調査へ参加いただけない場合はICU入室時にその旨をお伝えください。
 
LUNG-SAFE study WEBサイト
http://www.esicm.org/research/LUNG-SAFE